●飲み薬、注射をしない物理療法

物理療法のメリットは、投薬や注射に比べて副作用のリスクが極めて少ない点です。

写真のαビームは生体深達度の高い近赤外線のみを取り出して照射する効果的な治療で星状神経節ブロックに効きます。

カーボメディカ(人工炭酸泉製造装置)は、足や下肢の疼痛緩和、血流改善を目的としたフットケア、部分浴治療に優れた効力を発揮します。

●高齢者に多い転倒事故

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になると骨がスカスカになり、手をついたり、しりもちをついただけでも骨折してしまいます。寝たきりになった原因のうち第1位が脳血管障害、第2位が骨折です。全体の約1割強にもなります。まずは骨の検査を受けましょう。検査は簡単。体への負担もありません。

●姿勢が悪いのは骨折かもしれません

若いときに比べて背が縮んだのは、加齢が原因とは限りません。2センチ以上の身長低下は骨粗鬆症による背骨の骨折が原因かもしれません。姿勢の変型・背骨の湾曲による身長低下を防止するため、骨量検査を受け、元気で明るい老後に備えましょう。

●足の冷え、むくみは血行障害かもしれません

足の色が暗赤色や真っ白になる。左右の足の温度が違うなのど症状とともに、歩き始めてから、1キロメートル以内で疲れてしまう。坂道だと200メートルも歩けない。このような症状は間欠性跛行症と呼び下肢の血流障害が原因です。

加齢による腰椎変形から坐骨神経が痛む。または足の動脈硬化が考えられますから注意が必要です。